脳出血した中高年のための怪談100物語 更新中です。 怪談はあなたと私をつなぐ、1話2000字のコミュニケーションツール 広告

怪談が好きなこと

こんにちは。

昨日、KONMA08 (id:konma08)さんのブログで、「様々な不思議体験から映画評までおもしろおかしく」と当ブログを紹介していただきました。

私は、自分で自分をおもしろおかしい人間だと思ったことはないのですが、たまに、人からそのように言われることがあります。

それから、様々な不思議体験についてですが、こちらも、自分では、それほどそんなめにあっているとは思っていないのですが、人から、たくさんの(オカルト)体験をお持ちですよね、と言われることが、あります。

いろいろ自覚が足りないのかもしれません。

好きこそものの上手なれ、と言いますが、私は、怪談は、実話も創作も好きです。

ホラーもスプラッターも好きですが、人体が損壊するさまをわざわざお金をは払ってまで映画館で観たいとは思いません。

ホラー&スプラッター映画で好きなのは、これから約2時間、普通でない、ただ事でない、いろいろが起こるぞ!! という雰囲気が1番好きなのであって、実際に人間がぐちゃぐちゃになったりするのを、わざわざみせられても、それはただただ精神的に苦痛なだけで、楽しくありません。

子供の頃、家が仕出し屋だったので、調理場で、さばかれた魚のはらわたなんかを毎日のようにみましたが、あんなものいくらみても、気持ちが悪いだけです。

さて、そして怖い話です。

せっかく紹介していただいたのだし、今日は、私が知り合った人に、ほぼ必ずする、不思議な話をご披露しますね。

たしかに自己紹介代わりに実話怪談を話す人はめずらしいかもしれませんね。

でも、稲川淳二御大も言われてるように、怪談は、人と人とを結びつけるコミニケーヨンツールですから、そんなに怖がらずに、肩の力を抜いて読んでくだされば、幸いです。

私が昔、某大手コンビニエンスストナチェーンの社員だった頃の話です。

私は、直営店舗の店長を任されました。

道路事情の変更で、その店は売上が悪くなったため、オーナーが脱退し、本部が直営店として、アンテナ店舗としてやってゆくことになったのです。

アンテナ店舗というのは、メーカーの試作品等を販売して市場調査を行ったりする店舗です。はたまた、オーナーになりたい人が見学にきたり、研修にきたりします。

この話はいまから20年以上前の話なので、いまは業界のあれこれも違うかもしれません。

さて、店長に任命された私は、店から徒歩5分のワンルームマンションに引っ越しました。

もちろん、年中無休24時間、店になにがあってもすぐにいけるようにです。

異変は、初日に起こりました。

引っ越し初日、勤務を終えて、マンションへ帰った私は、疲れてしまっていたので、引っ越しのダンボールもそのままにして、布団に横になりました。

暗闇の中で目を閉じていると、誰かが、外から私の部屋のドアを開けようと、ガチャガチャやっています。

ホームレスかな。昨日まで空き部屋だったけど、今日から自分がいるんだ。ごめんね。

と、そのうちにナンバーキーを押す電子音が。

自分の生年月日に設定したその暗証番号は、絶対に明かない、はずでした。

カヤリ。

あっさりと開錠されてしまいました。

私は布団の中で、どうしようか迷っていました。

ホームレスでも、窃盗犯でも、揉めたくなかったのです。

部屋の中をみて、引っ越し中の状況に気づいたら、大人しく出て行ってほしい。

それに、まだ、ドアチェーンがある、チェーンが外れなければ、中には入れない、はずだし。

どうやったのかわかりませんが、チェーンがあっさりと外される音がしました。

誰かが室内へ入ってきました。

足音がする。

だんだんと私が寝ている方へ近づいてきている。

ほら。ここで僕が寝てるのがわかったら、騒ぎになる前に帰ってくれ、それだけでいいから。頼む。

私は、布団をかぶって、相手が去るのを待ちました。

足音は布団のまわりをゆっくり歩き始めました。

私は相手の撤退を待ちました。

しかし、そのうちに、相手は今度は私の布団の上に飛び乗ったのです。

まるでネコみたいな行動です。

まさか、こうくるとは思ってなかった。

私の体の上でそいつは、ぴょんぴょんと飛び跳ねました。

もう、こうなったら、やるしかない!!

私は決断しました。

「おい!!!」

布団をはねのけて、立ち上がる。

同時に蛍光灯のひもを引いて、あかりをつけました。

乱闘になると思ったのです。

警察沙汰はいやだったけど、しかたがない。

が、

そこには誰もいませんでした。

あかりのついた部屋に、私は1人、立っていました。

ナンバーキーと7ドアチェーンも施錠されたままでした。

つまり、ここには誰もきていないわけです。

おいおい、寝ぼけてたのかよ。

1人で考えていても仕方がないので、私は再び寝ることにしました。

すると今度は、窓の外で壁にボールをぶつけるような音が規則的に響きだしたのです。

夏休みシーズンだったとはいえ、夜の10時すぎに、壁テニスだか、壁キャッチボールを延々としている子供はさすがにおかしいと思いました。

しかし、私は眠かったのです。

疲れてもいました。

ポーン。ポーンという音が気になって深く寝つけないうちに、気づけば、時刻は朝の5時過ぎになっていました。

表は明るく、もう朝です。

ぼんやりした頭のまま、私は、シャワーを浴びました。

身だしなみを整えて朝飯を食べました。

そうしていると時刻はすでに7時をまわっていました。

さすがに、いつの間にかボールの音が止んでいます。

そして、私が出勤する際に確認すると、1階の角部屋である私の部屋の外壁には、あんなふうに連続的にボールを当てていられるスペースはありませんでした。

集合ポストと階段が邪魔になって、ボールを当てられる隙間は存在しません。

「妖怪屋敷かよ」

もし、今夜もこれが続くなら、早速だけど、住むところをかえようと私は思いました。

しかし、それから2年間、私がそのマンションを去るまで、奇妙な体験は2度とありませんでした。

あれは、引っ越し初日の挨拶だったんでしょうか。

以上、ある夏の夜の思い出です。

最初に書いたように、私は怪談は、実話も創作も好きなので、今後はここで書いてゆくのもいいかな、と思っていました。

このブログの読者のみなさん、怪談愛好家?の同好の士の方々、よろしくお願いします。

長々と失礼しました。

本日は、以上です。

 

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