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本の紹介03 終わりのないラブソング 栗本薫

 

終わりのないラブソング〈1〉 (角川文庫―スニーカー文庫)

終わりのないラブソング〈1〉 (角川文庫―スニーカー文庫)

 
TOMORROW―終わりのないラブソング (角川ルビー文庫)

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終わりのないラブソング〈8〉 (角川ルビー文庫)

終わりのないラブソング〈8〉 (角川ルビー文庫)

 
終わりのないラブソング〈3〉 (角川文庫―スニーカー文庫)

終わりのないラブソング〈3〉 (角川文庫―スニーカー文庫)

 
終わりのないラブソング〈4〉 (角川ルビー文庫)

終わりのないラブソング〈4〉 (角川ルビー文庫)

 
終わりのないラブソング〈6〉 (角川ルビー文庫)

終わりのないラブソング〈6〉 (角川ルビー文庫)

 
終わりのないラブソング〈5〉 (角川ルビー文庫)

終わりのないラブソング〈5〉 (角川ルビー文庫)

 
終わりのないラブソング〈2〉 (角川文庫―スニーカー文庫)

終わりのないラブソング〈2〉 (角川文庫―スニーカー文庫)

 
終わりのないラブソング〈7〉 (角川ルビー文庫)

終わりのないラブソング〈7〉 (角川ルビー文庫)

 
終わりのないラブソング (<CD>)

終わりのないラブソング ()

 

 こんにちは。本気で本です。

今回は、栗本薫のJUNE作品、「終わりのないラブソング」の紹介です。

この作品は、少々特殊な作品ですので、男と男の恋愛小説の紹介なんて、読むたくない!! という人は、今回はパスされた方がいいかと思います。

まずJUNEの説明からしますね。

JUNE(ジュネ)というのは、株式会社マガジン・マガジンで発刊されていた男性同性愛をテーマとした漫画小説混合雑誌です。

これは、書き手も読み手もほとんどが女性で、男性の同性愛を扱いながらも、実際の同性愛者の人たちは、あまり読んでいなかった雑誌だと思います。

なぜならJUNEで描かれるのは、実際の男同士の生々しい性愛などではなく、ほとんどの場合、女性作家たちの目を通した、美しい愛の物語だったからです。

こんな〇モ、ほんとにいるわけねぇよ、と当時、読者だった僕の姉も言っておりました。

しかし、JUNEの読者のみなさんは、そんなことは百も承知のうえで、作品を楽しんでいたし、作家さんたちもこれは現実ではない、とわかったうえで作品を描かれてました。

で、あんた(本気で本)は、それが好きだったの?

と聞かれると、なかなか返答に困るのですが、JUNEの中でも好きな作品もありました。

もちろん、僕には男性同士のハードな恋愛体験などありません(そんなハードなの、女性ともないです)し、いま現在でもBLのマンガや小説を読み続けている、ということもありません。

あくまで、当時、栗本薫を応援していたので、栗本薫が書くなら、読んでみよう的な感じで、彼女の描くJUNA小説も読んでいました。

彼女は、JUNE誌上で、JUNE小説の書き方を指南する「小説道場」という連載をしていました。

僕はこれも毎号読んで、単行本も買っていましたので、この中で、栗本薫が門下生さんたちへのお手本として書いた短編「終わりのないラブソング」は、発表されてすぐに読みました。

簡単にストーリーを紹介しますね。

男の不良に、身も心もオネエ扱いされてしまう美少年、二葉と、彼を心底愛してくれる不良少年、竜一。2人の愛は、少年院に入ったりなんだりとあったあげくも貫かれて、男同士のカップルの前にふりかかってくる様々な障害を2人は乗り越えていくのでした。

はじめの読み切りの短編の後、長編として物語は続きまして、結局、8巻まで続きました。その後、特別編もでました。

この作品はCDもあって、これはドラマCDらしいですが、それはさすがに僕は、買いませんでした。声優さんたちが熱演してるんだろうけど、男同士の痴話喧嘩やラブシーンをわざわざドラマCDで聞く気にはなれません。

 

「へぇ、男どうしで愛をつらぬくって大変だなぁ」

 

とこの作品を読んで、僕は単純にそう思いました。

栗本薫は、リアリティを持って、そしてお話にいくつも山場をつくって、2人の愛の行方を描いています。

男同士のHとかいまでもアニメやマンガの同人誌でいくらでも描かれてますが、これはこれで一部の女性を中心にとても人気のあるジャンルなので、このジャンルがなぜ人気があるのか? ただの〇モポルノなおか? それともこうした同性愛の物語に読者はなにを求めているのか? 知ってみたいと思われた好奇心旺盛な方へオススします。

これも、ブックオフとかで買いやすいタイトルだと思います。

文章も読みやすいですよ。

*現在では、かってJUNEと分類されていた作品は、BL(ボーイズラブ)と呼ばれています。JUNEとBLは違う!! という読者さん、書き手さんの声もあるようですが、読み手、書き手ともにその多くが女性で、マイナージャンル(いちおう)であることは、当時からあまり変わっていないようです。

 

 

 

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