こんにちは。本気で本です。
今回紹介する映画「RED SHADOW 赤影」は、僕個人としたは、これまで46年間、劇場でお金を払ってみた映画のぶっちぎりのワーストワンです。
一緒に行った妻との仲が険悪になりかけたくらいひどかったです。
「こんなものをお金を払って夫婦でみにいくなんて、あんたは、頭がおかしい」
あれから17年経ったいまでも、妻の日本映画不信はなおっていません。
いろいろ書き連ねてますが、僕、本気で本が、この映画に言いたいことは、一つです。
本当にひどいから、伝説の「デビルマン」(←これもお金払って劇場で観ました)よりどいから、嘘だと思ったら、観てごらん?
後悔しても僕の責任じゃないよ。
「赤影って、昔、特撮テレビドラマだった「仮面の忍者赤影」のリメイクでしょ。TVアニメもそこそこヒットしてたし、東映創立50周年記念作品なら、そうひどくはならなんじゃ?」
それがなるんです。
出演者が全員が被害者に見えます。
ありえないしろものです。
僕は、かっての「仮面の忍者赤影」もアニメの赤影もみていた世代です。でも、これは違うんです。べつものです。
日本、海外を合わせて200本のPVを撮影してきた中野裕之のよさがどこにもでてない作品です。
中野監督のこれ以外の映画作品、「SF サムライ・フィクション」も「Stereo Future」もそれほど悪くなかったのに、一番、お金がかかっているはずの、東映創立50周年記念作品のこれはダメなんです。
中野監督は、最近も作品を撮られていて、小栗旬主演の「TAJOMARU」とか、ロックバンド「ONE OK ROCK」のアジア&ヨーロッパツアーを追ったドキュメンタリー「FOOL COOL ROCK! ONE OK ROCK DOCUMENTARY FILM」などで、話題になってますが、それよりもなによりも「デビルマン」以上の最強フィルム「RED SHADOW 赤影」にみんながふれないのが、僕には不思議でなりません。
あまりにあまりなので、みんな観てないから、誰もふれないんでしょうか?
それとも、この作品をそこまで悪く思ってるのは、うちの夫婦だけなのでしょうか。
さすがに、もう一度見直す気にはなれません。
謎です。
解説
TV化もされた横山光輝の漫画「仮面の忍者 赤影」を原作に「SF サムライ・フィクション」の中野裕之監督が忍者映画に挑戦。戦国大名、東郷に仕える忍者集団・影の一族の赤影、青影、飛鳥は、隣国の新兵器偵察へ。そこで隣国の忍者集団とのバトルが始まる。「マトリックス」のスティディカム担当、ロバート・アガニスが同役で参加。ピエール瀧、舞の海秀平、スティーブ・エトウ、篠原凉子、藤井フミヤ、アリーナ・カバエワらが出演。
スタッフ
キャスト
作品データ
製作年 | 2001年 |
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製作国 | 日本 |
配給 | 東映 |
上映時間 | 114分 |
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