脳出血した中高年のための怪談100物語 → 鈴木誠の怪談100物語の タイトルで小説投稿サイト、アルファポリスと同時更新中です。 サイドバーに「アルファポリスリンク」へのリンクがあります。 広告

○○がそんなひどい障害(OR病気)だったとは気づかなかったんだ。そんなに学校(OR会社)でいじめられていたり、何度も自殺しようとしていたなんて、全然、思ってなかった。(だから、何年もひとつ屋根の下で暮らしていようとも、知らなかった自分に罪はない)

こんにちは。本気で本です。

僕は某NPO法人の代表をしているのですが、そこの主たる活動が、心身の障害や精神疾患で世の中とうまなくなじめない方をフォローしていこう(というか、せめて一緒に生きていきたい)というものです。

こんな活動をしていることもあって、僕は古くからの友人を2人自殺で失いました。

はじめから、そういうタイプの人と親しくしているからそういう目に遭遇しやすい、というのはあります。

1人は御家族を巻き込んでの交通事故死、もう1人は富士の樹海に姿を消して行方不明になったまま、もう1年以上も音沙汰がありません。

どちらも自殺未遂を何度かしてきた、いわゆる死にたがりなやつだったので、友人として言わせてもらえば、結局、そうなってしまったか・・・。という感じです。

もちろん、生きてもらおうと、僕は僕なりに努力はしました。

でも、止められませんでした。

こうした事件や、他にも僕の団体を訪れる障害者、患者のみなさんの家族さんは、だいたいみなさん、ことが起きた後でこう言います。

 

「ここまでひどいと思ってなかった。

精神病じゃなくて、ただそういうフリをしてるだけだと思ってた。

そんなに重い障害だと思ってなかった」

 

こうした事例をたくさん見てきて僕が思うのは、多くの場合、隣人や家族として存在する障害や精神疾患は、周囲が考えているよりも、ずっと深刻な、それこそ当事者が日常的に死を考えるレベルにまでいかなければ、周囲は苦しみに気づかない、というか周囲は問題を直視しようとしない場合がほとんどです。

人はみんなそれぞれで自分が生きるのにいっぱいいっぱいなのは僕もわかるつもりです。

僕自身もそうです。

ただ、そのいっぱいいっぱいで生きている人のすぐ側には、普通にいっぱいいっぱいに生きるスペックさえ維持できない人が、社会にも学校にもあふれているのです。

そんな人たちの現状を、隣にいる健常者が直視して、

 

「きみ、失礼だけど、ちょっと病院へ行った方がよくないか?」

 

と一声かけるだけで、彼らの人生の大きな救いの手になったりするのです。

今日は、僕は長女の旦那さんのお兄さんとお会いして、やはりまた、いつものように、

 

「あいつがそんなに重い障害を抱えていて、精神科の特別室に入院するほどひどい心の病だとは、オレは全然、気づいてなかった」

 

を聞きました。

長女の旦那さんに関しては、僕は、2人が恋人同士だった頃から、彼の障害&病気を感じていたので、正直、兄弟として何年も一緒に暮らしていて、弟のあの障害、病気に気づかないなんて、この人にとって、弟のことなんて本当にどうでもいいんだろうな、という思いで、暗惨たる気持ちを味わいました。

 

ものすごくノーテンキなことを書いてしまうと、科学の進歩、進歩というけれども、そんなに進歩してるんなら、精神や知能障害、精神病を簡単に治してしまえるような薬を誰かさっさと発明してくれ、と僕はいつも思います。

それを飲めば誰でも年相応の知的、精神的、健常者になれる飲み薬。

ガンも治せる病気になりつつあるんだし、先生、次はコレ、やってくれませんか?

長女も、そんなお薬があるんだったらみんなが幸せになれるんじゃないかと思うそうです。

 

僕自身、全然余裕はないけれども、それでも周囲にいる、他者からのほんの一言でほっとした気持ちになれる、もうちょっと生きよう、と思うような人たちにこれからも声をかけ、手をのばしていきたい、と思います。

もし、僕自身がそうした状態になったら、誰かに声をかけて欲しいですからね。

まさしく情けは人の為ならず、です。

 

本日の結果報告ですが、とりあえず、お兄さんには、今後、長女&旦那さんたちとは、距離を置いてもらうという意志を伝えることができました。

旦那さんのご家族はクセモノの人が多すぎて、このお兄さんだけでなく、逮捕歴だの、はたまたグレイな世界で現役だったりしている人がゴロゴロしているので、長女と旦那さんが夫婦と人生きてゆくために、問題!! となるような人たちとの関係を整理するのに、微力ながら今後も協力していきたいと思います。

 

というわけで僕が急に刺されたり、車、バイクにひかれて死んでしまったら、「本のやつ、しくじったな」と思って冥福を祈っていただければと幸いです。(これは僕がよく口にする冗談なのですが、冗談に聞こえない人が多いのが問題です)

 

失礼します。

 

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