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長女の苗字がかわってしまった

こんにちは。

本気で本です。

いちおう僕のブログであるはずの、このブログによく登場して、記事を書いてくれている長女は、しつこいかもしれませんが、いまさらながら僕の娘ではありません。

長女というのは、彼女のハンドルネームであって、実際は僕よりも一回り以上年下の素敵な奥さんです。

しかし、僕が代表を務めるNPO法人で働いてもらううちにいつしか長女がニックネームになり、中には本当に僕の娘だと思っておられる方もいて、公私ともに親しくさせてもらっています。

読者のみなさんはすでにご存知のように、長女の旦那さんは現在、統合失調症の状態が非常に悪くて、入院しています。

 

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(写真はフリー画像によるイメージです) 

今回の彼の症状は、ここ7年間ではもっともひどくて、叫ぶ、暴れる、目は凶暴、言うことは支離滅裂と、統合失調症の悪いイメージを具現化したような状態が続き、食事も水分補給も、排泄も自分では満足にできないので、おむつをはいて、拘束服を着せられ、強い薬を注射され、格子つきの部屋に何日も軟禁されていました。

その間、僕も長女と一緒に何度か彼の様子を見に行きました。

意識がある時の彼と言葉を交わしましたが、意味不明な言葉で騒ぐだけで、まともな会話など、できません。

 

「長女と本は他人なのに、なぜ、本は他人様の家の事情にそこまで関わるの?」

 

誰もが疑問に感じると思います。

僕自身も、いまさらながら、いろいろ深入りしすぎだよな、と思うことが多いです。

 

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 (写真はフリー画像によるイメージです)

長女と彼が結婚する時、僕は、彼らの予算の都合などもあって、仲人と結婚式の司会をさせていただきました。

長女はうちのオンボロNPOを支えてくれている欠けがえのないスタッフで、旦那さんは調子のいい時でも9歳の知能しか発揮できない生まれながらの知的障害(知能遅延)で、しかも統合失調症で時には病院に強制入院させられてしまう人物です。

そんな二人のためにできることがあれば、及ばずながら、お手伝いさせてもらうという気持ちからの行動でした。

長女も旦那さんも本当の親戚か、家族のように僕に接してくれてきました。

僕よりもじっとシビアで現実的なうちの奥さんは、僕に

 

「私、娘を産んだおぼえはないんですけど・・・」

「あんたは家族がいて楽しそうでいいね」

と皮肉っぽく時につぶやいたりするほどです。

 

それはそれでまぁいろいろあっても幸せな僕の日常なわけですが、実は、長女と旦那さんのことに関して、僕は、去年の暮れ頃にこんなことを提案したのです。

 

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旦那さんの御家族は、お父さんは亡くなっているし、お母さんはスナックのママさんで、これまで不特定数の男性たちと関係があり、結果、旦那さんの兄弟(姉妹)は5人いながら、父親の違いもあってみんなバラバラに育ち、そして暮らしていて、現在もほとんど連絡を取り合わない。

また、お母さんは70を超えたいまも交際している男性がいて、その人がヤミ金業者だかなんだかで、お金は持っているらしいけれども、とにかく怪しげな人物である。

知能遅延の旦那さんは、それが理由で会社を解雇されたり、国から障害者年金をもらう身の上でありながら、本人が事態を把握できないままにお母さんのマンションやらなにやらの保証人にされてしまっている。

またお母さんとは近いうちに新居を購入したいそうで、その保障人も長女の旦那さんにしてもらうつもりらしい。

 

「ねぇ、この状態を打破するために、旦那さんに長女の家に養子に入ってもらったら、どうだろう。

で、それで名前が変更になるタイミングでお母さんの保証人は更新せずに、そのまま辞めてしまうのは別に法的にも問題ないよね」

 

むかしから僕は自覚はないのに、人から「性格悪い」と言われることが多いのは、「僕なりにまともに物事を考えた結果、こうした結論に達して、なおかつ、それを実行してしまうことが多いからではないか」と、40代後半になってさすがの僕も思っていきました。

もちろん、この件に関して僕は当事者ではないので、長女と旦那さんにこのプランを話し、婿養子を迎えることになる長女のご両親にも僕自身がお会いしてお話し、市役所の戸籍課にも僕が電話で事情を話して、プランの実現について具体的に話を聞きました。

旦那さんのお兄さんに、僕の事務所にきてもらってお話し、旦那さんのお母さんには、お兄さんの方から穏やかに話してもらうようにお願いしました。

そして、旦那さん自身が入院している今ではありますが、「この入院が終わる前に済ませてしまおう」という長女の御家族側の意見もあって、本日、長女と一緒に必要書類を持って市役所へ行き、旦那さんを長女の家の養子にし、結果、自動的に長女の苗字は旧姓に戻ることになったわけです。

 

こうして文字に起こすと、

 

「ますます本気で本、なに、考えてんだ?」 

 

と思いますね。

 

しかし、今後の長女と旦那さんの人生において、この養子入りは、プラスになるとしか思えません。

偏見にみちた独断かもしれませんが、長女と旦那さんが長女の実家で長女のご両親と同居するのも、長女たちが子供をつくるのも、長女のご両親に助けてもらいながら、家族ぐるみで取り組んだ方がいいです。

今後、旦那さんのお母さんが、長女や僕のところに抗議にくるのは十分に予想されますが、成人男子が本人の意思で養子に行ったとしても、それを責める権利は誰にもありません。

いやいや、今日はこんな感じで長い一日でした。

これから、長女と病院の旦那さんへ報告へいきます。

さらにその後、電話で旦那さんのお兄さんにも報告です。

以上「長女の苗字がかわってしまった」でした。

僕をうじ虫のように嫌う人がいるのも、理解できなくもない心境になってきた本気で本でした。

失礼します。

 

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