こんにちは。
本気で本です。
このブログを読んでいただけばわかるように、最近、音楽ってなんだろう? などと考えながら生きています。
あくまで僕個人レベルの疑問&悩みです。
そこでふと、このブログ読者のみなさんに共有して欲しいと思ったのが以下の動画です。
B'zのオマージュ&リスペクト曲と原曲比較動画(1/2)&(2/2)と小室進行100曲メドレー作ってみた。 【同じコード進行の曲】です。
ようするに巷でよく言われるB'zは洋楽のパクリだとか小室哲哉の音楽はどれも同じ、といった言葉を実証してみた動画ですね。
これを見て僕は単純におもしろかったので、このブログの読者の人なら楽しんでくれるかな、と思いました。
音楽もそうですが小説も映画もゲームも僕らが好きな文化は同工異曲な作品ばかりです。
多少の差異はあっても根本は似ている作品はどれも山ほどあります。
なめているわけでなくて、僕は大衆文化というのはそれでいいと思っています。
またそうでなければ大多数に愛される大衆文化にはならないんじゃないかとも思います。
B’zの曲を作曲している松本孝弘さんが、洋楽のパクリという意見に対して、「僕らはもうパクリがどうのってレベルで音楽やってないから」と答えているのをどこかで目にしました。
それを言い出したらキリがない、ようは楽しめるか楽しめないかであって、それはオーディエンスの受け取り方の問題でもある、と伝えたいんだと僕は思いました。
著作権法違反で裁判だらけになるアーティストがいればそれは当然問題ですが、大衆文化の場合、パクリでも楽しめればいいじゃない、というのが受ける側の基本的な姿勢ですよね。
オマージュでもリスペクトでも洋楽からB’zがすごく影響を受けているのが僕は楽しいし、ある意味うれしいです。
黒澤明があってSWがあるとか、D&Dがあって、ウルティマとウィザ-ドリィがあってドラクエとFFが生れたとか、そこからさらにオブリビオンがあるとか、つまりそういうことですよね。
もちろん主流になる作品もあれば、個性的な珍品になるものもあります。
B’zは70年代以降の人気洋楽を日本市場むけにいろいろアレンジして再生してくれている。そして人気を得ているんだからりっぱな仕事ですよね。
小室進行100曲メドレーはそれこそ僕が中学生の頃からTM(ネットワーク)のコピーをするアマチュバンドが「演奏するとどの曲も同じような感じ」とボヤいてました。
今回の動画をみて、ああそういえば30年以上前に地方の中学生がそう言っとったな、と思いました。それでも多くの人に愛されればいいのです。
僕は大衆音楽ってそういうものだと思います。
音楽ってプロレスと似てますよね。
どちらも観客を楽しませるために行われます。
演者(レスラー、ミュージシャン)は違っても使う技(技術)はみんな似たようなものです。
それでもそれぞれの個性にファンがつきます。
前置きが長くなりました。
動画をお楽しみください。
これをみ見て、B’zをまた聴きたくなりました。B’zが好きな洋楽、僕も好きですよ。
小室哲哉はやはり大衆のために音楽を作り続けた偉大な音楽家です。
失礼します。